著書・雑誌

医師の職分

医師に必要な品性や美学を若い時に磨くことは未来に関わる患者の生命を守るためには不可欠である。多少勉強ができたぐらいで患者に役立てるほど医療は浅薄ではない。エビデンスもガイドラインもその真贋を見抜ける洞察力と多くの経験がなければかえって患者が不幸になることがある。最終的に医療はアートであり、支える医学がサイエンスである。
6000名の乳癌手術と30年の術後フォローを通じて、少し見えてきた医師の職分を問いたいと思う。

週刊朝日『いい病院2011』

雑誌「いい病院　2011」に近畿で1位、全国で17位の乳癌手術件数が掲載されております。年々増加する乳癌の治療に地域貢献ができているようであれば、大変光栄に感じております。内視鏡手術やOSNA法によるセンチネルリンパ節生検など厚労省に認可された手法にて治療や検査を実施し、ひとりひとりの方の病状に応じた方針を綿密に検討して迅速に治療方針と説明を行うことを心がけております。

週刊朝日『いい病院2010』

週刊朝日の『いい病院2010』で乳癌内視鏡手術に力点をおいている優れた病院として当院と院長が紹介されております。ひとりひとりの患者さんの病状に丁寧に対応してきた姿勢が認められた結果がだと思っております。近畿で2番目の手術症例の多さは、当院で早期発見に努力してきた結果、治療成績が向上してのご信頼の賜と責任の重さを職員一同感じております。これからも、診断設備の充実と人材教育を発展させ、一層のレベル向上を目指して、社会に貢献できる医療チームとして成長して参ります。

Preseident 2010年1.4号

Presidentで当院の年間乳癌手術件数が全国22位といことで掲載されました。昨年のDataで関西2位ということになっております。今年はすでに330例を超えており、おそらく関西で1位になっているのではないかと思います。このような社会の強い信頼に応えていくべく、さらに診療の充実を図っていくべきと感じております。
（株式会社プレジデント社　2009.12刊行）