乳腺専門のクリニックでは乳房・乳腺の病気や悩みを解決する最善の方針を考えます。
乳がんだけをとっても検診や診断と治療だけではありません。乳がんの予防や乳房を喪失した方の再建や再発乳がんの治療など多くの関連した分野があります。最近は乳がんが日本女性の悪性腫瘍で最も多いといわれます。しかも比較的、若い女性にみられることも特徴です。
診断は触診・マンモグラフィ・超音波検査などで行われます。マンモグラフィは専門資格を有する女性技師が片方ずつ機械で乳房を圧迫して撮影します。しこりにならない3mmのがんでも診断できる大切な検査です。石灰化所見からしこりにならない早期乳がんはマンモトーム生検という専門機器にて診断できることがあります。
検診を受けるタイミングは乳房に痛みがある場合は生理が終わった後5日目から10日目あたりに受診されるといいでしょう。
もし、乳がんであれば手術による外科治療が最も有効な方針となります。
乳がんは薬物療法や放射線治療によく反応するタイプのものが多いので、これらの治療を組み合わせて再発予防や進行を抑制する治療がなされます。また授乳期の乳腺のトラブルや乳房の形に関する悩み(陥没乳頭や大きさに関するコンプレックス)も対象になります。専門性は設備や人的レベルによると考えます。
当院は専門性にこだわり、Total breast managementのコンセプトを実現してまいります。
加藤乳腺クリニックは日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を行う専門クリニックです。乳がんの診断と治療に最新の機器や情報の導入を積極的に行っております。
スタッフの多くが専門性を高めており、各種認定資格を有する乳腺診療のprofessional teamです。
また、乳がんのみならず乳房や乳腺に関するあらゆる症状や心配に対応しております。Total breast managementが当院の診療理念です。
専門施設として
日本乳癌学会認定施設
マンモグラフィ精度管理中央委員会 画像施設評価 A認定
日本麻酔学会認定施設
日本外科学会関連施設
を取得しております。
また、2011年現在の年間乳癌手術件数は373例で関西圏では乳がん年間手術件数が第1位(全国で第17位)となっております。
「乳がんで亡くなる方を一人でも減らしたい」-当クリニックではそんな思いでスタッフ一同診療に当たっています。今日検診のために来られた理由は様々だと思いますが、安心して帰っていただけるように必要な検査はすべて行いたいと考えています。そのため、待ち時間や診察時間が長くかかることがありますが、どうかご理解いただけたらと思います。(ただし無料クーポンや市民検診・企業検診をご利用の方は検査内容に制限があります。受付の際に必ずお申し出下さい。)
乳がんはどの年代の女性でも罹る方が増えており、もはや他人ごとではありません。今日の検査で異常がなくても、将来ずっと罹らないという保証はどこにもないのです。万一乳がんになってもはやく治療が始められるよう、月1 回程度の自己検診や定期的な検査を受けて下さい。また何かおかしいと思ったら、次の定期検診を待たずに迷わず受診をして下さい。心配なことがあれば遠慮なくご相談下さい。
最初に上半身裸になって(ブラジャーも外して)検査着に着替えます。妊娠中・授乳中の方以外は基本的にマンモグラフィを受けます。さらに触診とエコー(超音波)を行い、異常がなければ終了です。
もし何か所見があった場合、細胞診または組織診、生検を追加します。これらの結果がでるまでに1週間ほどかかりますので、結果は後日外来受診して説明を聞いていただくことになります。(電話での回答は致しません。)
乳がんの可能性が高い場合、CT ・MRI検査を行う場合もあります。
全員が日本乳癌学会所属、検診マンモグラフィ読影認定医師です。医師同士の連携が良いのが当クリニックの特色で、日々カンファレンスを行い診断や治療に当たっています。ご希望があれば、医師の指名もできます。
加藤 誠(かとうまこと/理事長)
1959年10月26日生
京都府立医大大学院卒業
乳腺専門医・指導医、外科指導医
加藤乳腺クリニック開設以来19年間で5500件の手術を施行
乳腺内視鏡手術の発案、日本製の頭皮冷却脱毛予防装置開発
「乳癌治療成績を改善するために乳がんの早期発見と適切な手術と薬物療法を提供します。みなさんに希望と元気と安心を与える医療をモットーとしてきました。診療レベルの高さが専門クリニックの真髄でありますので、みなさんの信頼にこたえるように頑張ってまいります。」
今井 るり子(いまいるりこ/草津院院長)
1964年6月3日生
大阪府立四條畷高校1983年卒
高知医科大学(現・高知大学)医学部1990年卒
日本麻酔科学会麻酔科専門医、日本乳癌学会乳腺認定医、日本がん治療認定医
「加藤乳腺クリニック草津院は2003年の開設以来、乳癌の診断と治療のためスタッフ一同粉骨砕身し、信頼を得てまいりました。その知識や技術を京都院でも発揮したいと考えております。のんきな顔の話しやすさが身上です。どうぞよろしくお願いいたします。」
加藤乳腺クリニックの主軸の医師で理事長がもっとも信頼している人格と知性のバランスのとれた女性です。
加藤 千翔(かとうちかげ/京都府立医科大学 乳腺外科 助教)
1985年8月31日生
東大寺学園卒業、大阪医大2013年卒業、京都府立医大乳腺内分外科大学院
外科専門医、MMG読影認定医、超音波読影認定医、インプラント実施責任医
理事長 加藤誠の子息で大学にて乳癌関連の最新の研究と若い医師の指導にあたっております。京都府立医大乳腺外科 直居教授のご指導のもとに大学医局からの派遣医師として当院に協力してくれます。京都市内の府立医大系列の病院を中心に連携をとりながら診療してまいります。
次世代の乳腺診療を背負う若きホープと期待されております。
その他、優秀で人格の優れた医師の最高レベルの高い診療を提供してまいります。
各医師の診療曜日や時間は受付にお問い合わせください。
現在、日本女性のがんの中で最も多くなった乳がんという病。年間3万5千人が乳がんを患い、毎年約1万人が亡くなっていると報告されています。しかし、乳がんは発見が早ければ、短時間の手術と安全な方法でほぼ100%治すことができる病気なのです。加藤乳腺クリニックでは乳がん検診に必要な専門診断機器と専門医師・専門ナース・専門放射線技師が診療にあたります。
また、近年乳がんの治療はめざましい進歩を遂げています。これまでは、外科治療(手術)が主な治療方法でしたが、現在では化学療法(抗癌剤を使った治療)、ホルモン療法、放射線療法を患者さんそれぞれの乳がんの特性や病状に応じて、さまざまに組み合わせて使い分けていく方法へと変わってきています。
手術療法に関しては乳房温存療法の割合が徐々に増加してきています。昨年1年間で、当院では乳がん手術全体の75%が乳房温存手術(内視鏡手術)でありました。さらに最近、不必要なリンパ節郭清を省略する手法として、センチネルリンパ節生検も取り入れられつつあります。今後は益々、より美しく確実に乳がんを治す方法が、考案され進歩してくことでしょう。 一方、乳がんの薬物療法の分野においては、毎年新しい薬剤が開発され、新しく有望な薬剤の使い方も次々に登場しています。これまでは手術後の再発予防の追加治療として化学療法・ホルモン療法が行われていましたが、手術前の化学療法も導入されるようになり、ますます複雑化・多様化しています。このような時代の新情報を研究・選別することが今の乳がん治療に求められております。日本ならびに世界の乳がん専門医の間でコンセンサスが得られた治療方法を基本理念としながら、新しい治療方法も先取しつつEBM(Evidence Based Medicine)治療を行っております。
加藤乳腺クリニックの診療の特色としては内視鏡手術があります。早期乳癌の治療から良性腫瘍の摘出まで応用することが可能です。
体の正面から目立たない傷で、一般的な乳房温存手術や乳腺全摘手術を行います。手術創は乳輪周囲あるいは腋窩になります。腋窩の傷からはセンチネルリンパ節生検を行うことも可能です。
加藤は1996年に独自に乳腺内視鏡手術を考案し、2012年9月現在までに1800名以上の早期乳癌例に対して施行しております。一般的な腫瘍直上に皮膚切開を加える方法と比較しても良好な治療成績を得ております。手術後のアンケート調査でも、人前で躊躇なくお風呂に入れるとか乳房の形や傷が気にならないなどのQOL向上に関する点で優れた満足度が証明されました。出血量も平均42gと少量であることも特徴です。
また、比較的大きな良性腫瘍の摘出にも本法は応用できます。前胸部に目立つ皮膚切開は下着や水着に隠れない場合、時にはコンプレックスになることもあります。内視鏡手術は目立ちにくい傷で良性腫瘍摘出も可能になります。ただ、欠点としては全身麻酔で施行するために入院加療となることです。
最近は、傷がきれいでわかりにくことは将来において精神的にも乳がんから解放されると患者さんから多くの感謝の声を聴くことがあります。この点も大変重要な成果だと考えております。
診療の原点でもある触診は今でも乳がん検診にはきわめて重要です。触診ですべてのがんが発見できるわけではありません。しかし、触診だけが発見できる手段となることもあります。特に早期乳がんのなかにもこのような症例があります。加藤乳腺クリニックでは集中力を高めた触診にも重点を置いています。
認定資格を有する女性技師が乳房を挟んでレントゲン撮影を行います。自己検診や医師の診察で発見できないような早期の乳癌を発見できます。人により乳房を挟むときに少々痛むことがあるかもしれません。その場合は、遠慮得なく撮影技師に仰ってください。
仰向けに寝た状態で乳房の表面にゼリーを付けて検査を行います。この検査は全く痛くありませんし、レントゲンも出ませんので身体に負担がありません。がんと良性を区別するときにも大変重要な検査であります。当院では早期乳癌を診断できるような上位機種の機器を導入しております。
マンモグラフィのみに指摘されるような病変部の精密検査として行われる最新機器です。座った姿勢で検査を行います。マンモグラフィで軽く圧迫して、コンピューターにより正確な位置認識を行います。十分な局所麻酔のあと、3mm程度皮切を加えて針をすすめて組織採取を行います。当院では検査時間は20分から30分程度で終了しております。
超音波検査で腫瘍が見つかったときに良性か否かを診断するため腫瘍に針をさして、細胞を採取して顕微鏡で検査します。針の太さは、点滴や採血をする針と同じ位の太さです。確実に針の先が腫瘍の中心部に刺さって細胞が取れるよう超音波で腫瘍の位置を確認しながら検査します。
腫瘍が乳がんかどうか。乳がんの場合、ホルモン療法やいろいろな抗癌剤に感受性があるかどうかなどを調べるときに、細胞診の針よりもやや太い針を刺してマッチの軸よりやや細い位で10mmの長さの組織を一瞬で抜き題すことが出来る検査法です。あらかじめ局所麻酔を行いますのでほとんど痛くありません。もし痛いとしても、一瞬の間だけです。
乳がんが脇のリンパ節やその他の臓器(肺・肝・脳)に転移していないかどうかを検査するために行います。また、乳がんや腫瘍が乳房の中でどんな位置にあるか、またはどのような広がりが疑われるかを診断できることがあります。
乳頭から異常な分泌があるときに、乳管(母乳の通り道)に腫瘍が無いかを調べる検査法です。局所麻酔を使うこともありますが、ほとんど痛みはありません。早期の乳がんを診断できることが可能になります。特に出血性の乳頭分泌は慎重に検査することが大切です。ときに数ミリの乳がんが発見される検査です。
乳房のX線撮影装置のことをマンモグラフィと呼んでいます。
乳房は柔らかい組織でできているため、専用のX線撮影装置を使用します。手で触れても分からない微小な早期乳がんの発見に役立ちます。
マンモグラフィ装置は右のような機械で、撮影は放射線技師が行います。
右の写真はマンモグラフィの画像です。
左右のマンモグラフィの画像を見比べながら、腫瘤や石灰化等の陰影がないかチェックを行います。
乳房を左右片方づつ、圧迫板ではさんで撮影します。 1方向(2枚)撮影と2方向(4枚)撮影とがあります。
1方向撮影では、MLO(内外斜位方向)撮影を行います。
これは右の図のように、斜め横から乳房をはさんで撮影します。この撮影方法は乳房の全体を一番広く画像にすることができます。
2方向撮影では、MLO撮影とCC(頭尾方向)撮影を行います。これは右の図のように、上から乳房をはさんで撮影します。この撮影法はMLOを補充する撮影法で、MLO撮影では画像にしづらい乳房内側を画像にすることができます。
検査時間は5〜10分ほどです。
マンモグラフィ撮影では乳房を圧迫板ではさみます。個人差はありますが、圧迫の際に多少痛みを伴うことがあります。しかし圧迫は、よりよい画像を得るためにとても重要です。圧迫が不十分だと、乳腺や脂肪、血管などの重なりで腫瘍があっても写し出されないことがあります。
さらに圧迫は被爆を低減させることにもなります。厚みを1cm薄くすると、放射線被爆は半分に減少します。
圧迫による痛みは体の緊張を解きリラックスすることで減少することもあります。無理な圧迫は行いませんので、我慢できないほどの痛みがあるときは遠慮しないでおっしゃって下さい。
マンモグラフィはX線撮影なので、放射線被曝がありますが、乳房だけの部分的なもので、骨髄などへの影響はほとんどありません。
1回の撮影で乳房が浴びる放射線の量は、東京からニューヨークへ飛行機で行くときに浴びる自然放射線のほぼ半分の量です。したがって、マンモグラフィの撮影に伴う危険は極めて小さいと考えられます。
ただし、妊娠中、妊娠の可能性のある方は撮影前に必ずお申し出下さい。
MRI検査(当院は1.5テスラ)は乳がんの診断にきわめて有効です。乳腺専用コイルは最高級のものを使用し、腫瘤の良悪性の鑑別診断や乳房内の広がり診断に活用されます。ただし、喘息や腎機能の悪い方には造影検査は行えません。
また、脳内再発や脊椎骨転移や内蔵病変などの小病変の検出にも非常に有用な画像診断です。
欧米ではMRIによる乳がん検診も一部で実施されている時代になっております。
被爆のリスクや圧迫されることがなく、ハイリスクグループの検診に将来性を見込める側面があります。
シミ・ソバカスは、乾燥や紫外線、炎症などの影響で皮膚にメラニン色素が沈着してできます。エリプスI2PL+の光は、この余分なメラニン色素に働きかけ浮き上がらせます。浮き上がった色素は、数日後には皮膚の代謝によりはがれ落ちますので、数回の照射で色が薄くなってきます。
赤ら顔は、顔の毛細血管が拡張した状態です。エリプスI2PL+の光を当てることによって、余分な血管を縮小させ、赤みを目立たなくすることができます。数回の照射で赤みは引いてきます。
ニキビ跡の赤みや茶色あとはエリプスI2PL+を照射すると赤(ヘモグロビン)茶(メラニン)に反応し、色調が改善します。またにきび自体もできにくくなります。凹みに対してもエリプスI2PL+を照射するとコラーゲン線維が増え少しずつ改善します。
エリプスI2PL+の光エネルギーが毛の中に含まれるメラニン色素に当ると、熱エネルギーに変わり毛根や漏斗部というところにある幹細胞を破壊し、毛が生えてこないようにします。
エリプスI2PL+の光がスキントラブルの原因となるメラニンや毛細血管などに当たると、光のエネルギーが熱に変わり反応を促します。この光がヘモグロビンに熱作用することで血管内細胞に刺激を与えサイトカイン(伝達物質)が放出され、それらが皮膚の線維芽細胞を刺激し働きが活性化、お肌に有効な成分を作り出す線維芽細胞におけるⅢ型コラーゲン生成を促進します。また、この光は老化の原因となる部分にのみにダメージを与え素肌を傷つけることがなく、内側から自然に美しい肌がつくりあげられます。
次世代型光線治療器「エリプスI2PL+」は、肌の様々なスキントラブルを解消するだけでなく、優れた脱毛機能も持つ安全で効果の高い光線治療器です。エリプスI2PL+は治療に有効な波長のみを照射することで、少ないエネルギーでも、高い治療効果(即効性)を実現しました。臨床試験の結果、エリプスI2PL+による1〜2回の処置は、他の従来の光治療器による5〜6回の処置と比較できる程の結果を出しました。
月曜日
午前診/9:00〜12:30 ○
午後診/-
夕 診/16:00〜19:00
火曜日:
午前診/9:00〜12:30
午後診/13:30〜16:30
夕 診/17:00〜19:00
木曜日:
午前診/9:00〜12:30 ○
午後診/13:30〜16:30 ○
夕 診/-
金曜日:
午前診/9:00〜12:30 ○
午後診/14:00〜16:30
夕 診/17:00〜19:00
土曜日:
午前診/9:00〜13:00 ○
休診日:日・祝日
※○は女医が診療可能日
外来診療は予約制です。
ご予約はお電話か「外来予約」フォームよりお願いいたします。
TEL:077-566-7808